松ギター堂

day of start : 2000.9.17

松ギター堂

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ギターの仕様

★なぜパーラーギター?★

 手工ギターは、ある意味ギター弾きの憧れの存在だと思います。ただ、その価格は40万円以上 のものが殆どで、100万円を軽く超えるギターも珍しくありません。

 アマチュアの場合、時給は考えなくていいとしても(1本200時間ぐらいかかります)、1本作る経費を試算し てみたところ、材料費、消耗品代、ランニングコスト等だけで12万円ぐらいはかかるようです。

 そこで、できるだけコストを下げることを考え、辿り着いたのがパーラーギターでした。 最大幅を300mmに抑えることで材料費を抑え、胴長を450mm確保することで、弦長630mmを確保してみました。

 まだまだ試行錯誤中ですが、手工品の良さを少しでも感じてもらえたらと思っています。


★ギターの仕様★
項  目 仕  様 コンセプト 画  像
モデル オリジナル
(PORLOR SIZE)
 胴幅は、300mmと「MARTIN SIZE5」に近いサイズに抑えました。胴長は630mmの弦長と共鳴部分確保のため、 450mmと長めに取っています。胴厚は、ヒール部で75mm、エンド部で90mmです。
表板 スプルース単板  サイド・バックのメイプルとの色バランスを考え、スプルースを使用しています。基本的には、費用対効果 の高いシトカスプルースを使いますが、手持ち材料によりイングルマン・スプルースなどを使う場合もあります。
側・裏板 メイプル単板  フレイムメイプル、キルトメイプル等の杢のあるものを使用しています。 一般的に、杢のあるメイプルは高価で施工が難しい材ですが、質の高い端材が出やすいため、 小型ギター向きの材料だと思います。
ネック マホガニー
弦長630mm
14Fジョイント
 色合い、狂いの少なさ、加工しやすさなどを考えると、手に入る限りは、ホンジュラス・マホガニー を基本にしたいと思っています。ヘッドはソリッドにしています。
指板 ローズウッド  手元に角材で購入したローズウッドを割ったものが有りましたので、費用削減のため、エボニーではなく ローズウッドを使用しています。ポジションマークはサイドのみ、見やすい白樹脂等を使います。
ブリッジ・ヘッドプレート ローズウッド  黒檀は美しく、硬い材ではありますが、硬すぎて欠けやすいなどの欠点もあります。使いやすさと材料費の 抑制を考え、ローズウッドを使用しました。
バインディング メイプル  セルバインディングは施工は楽ですが、年数が経つと縮んで外れる、切れる等の恐れがありますので、 木製を使っています。クラシカルな雰囲気に仕上がる気がします。
パーフリング 木製  バインディングが木製ですので、パーフリングも木製のものを使っています。基本的には3色のものを使用しますが、手元の材料の状況により、4色のものう使う場合もあります。
ロゼッタ 木象嵌他  特に音に影響のない部分ですので、その時手元にあったものを使っています。統一した方が、誰の作った ギターか一目で分かるので、将来的には統一したいと思っています。
ナット・
サドル
象牙・牛骨  ナット、サドルは、その時手元にある材を使っています。ナットサイズの象牙が手元に比較的たくさん ありますので、ナットは象牙、サドルは牛骨のパターンが多いです。
ペグ 手持品

 ペグは、結構手持ちがありますので、特に何を使う等はきめておらず、手元にあるもので、一番雰囲気のあう ものを付けています。ノーブランドのものを使うことも結構、多いです。
ブリッジピン ブラス
(真鍮)
 ピンの種類は結構、音に影響します。ブラスピンは、プラスチックピンより高価ですが、音の輪郭がはっきり するように思います。
塗装 ラッカー  塗装はラッカー塗装しかしたことがありませんし、今後も他の塗装はすることがないように思います。 使用するのはシーラーとラッカーのみで、リターダーシンナー、フィラーは使っていません。
 

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